新人声優のリアルな生態

どうもみなさんこんにちはハチです

今回は新人声優のリアルな生態をご紹介したいと思います

1.バイト漬けの日々

声優になって養成所時代と何が変わったか・・・

何も変わっておりません!!

強いていうなら、バイトに出れる日は全部出ています

急に

2日後テープ取るから○○集合ね!

なんてことは多々あります

私は夜勤のバイトをしているので前日休まないといけません(夜勤明けはどうしてもパフォーマンスに影響がでるからね)

そのため、シフトに融通の利くバイトを選びましょう

私はバイトに多めに出ることで、急な休みが出ても何も言わせないというムーブをかましています

それに、金が足らん!!

というのも、今後記事にしようと思っているのですが

私は養成所に借金をして入りました(50万くらい)

毎月利息だけで5000円近く取られる現状

早く売れて楽になりたーい(切実)

アイ〇〇と勇気だけが友達さ~♪

実家暮らしが羨ましいぜ

声優になるために必要なのは実力もそうですが

支援してくれる親が大事です

養成所費だけでも安いところでも30万、高いところだと100万は余裕で超えます

上京して一人暮らし、東京は生きるだけで10万は余裕でかかります

バイト代だけで生活費と養成所費を捻出するのはスーパー節約家の私でも無理でした

例として私の当時のお金事情を書き出したいと思います

  • 給料 +18万
  • 家賃 -5万円
  • 食費 -1万円
  • 水道光熱費 -1万円
  • 通信費 -4千円
  • 携帯料金 -6千円(端末代込)
  • 交通費 -1万円
  • 交友費 -2万円
  • 雑費 -5千円
  • 化粧品等身だしなみ費 -1万
  • なんやかんや費 -3万くらい
  • 養成所費2
  • 借金返済1.5万

1

ということで毎月借金を借金で返すという悪循環に陥っていました

当時は相応しんどかったです

先の見えない、なれるかもわからない、もしなれなかったら残るのは絶望と借金・・・

だからこそ背水の陣で頑張れたのかもしれませんね(結果論)

頼れるなら親を全力で頼りましょう

心の安定は演技にも必須です

私の通っていた養成所は3分の1くらいは遠方から通っていました

熊本、京都、山形、静岡etc…

そこから通うことができるくらいの親の経済力も必要です

断言しますが、貧乏な方は借金する覚悟がないなら声優はやめた方がいいです

それと、安いからという理由で養成所を選ぶのも間違っていると思います

養成所は質が重要です

声優は年齢も重要な昨今

早く声優になるにはやはり質を求めなくてはなりません

って話がそれましたね・・・

話は現代に戻って、現在は追加で借金をすることなく、ちょっとずつ借金を返しながら生活をしています

ですが、今の環境だとボイスサンプルなどを取るのが厳しいので引っ越しを考えています(金が・・・)

隣人トラブル怖い・・・

それもまた別の記事にしようと思います

2.事務所へ売り込み

それが声優!というアニメを見たことはありますか?

おそらくというか確実に青二プロダクションをモデルにしているのですが

新人声優がこぞって事務所に顔出して挨拶をするというのがあります

顔を覚えてもらって仕事を貰おうってやつですね

多くの新人を毎年採用している青二プロダクションはそうでもしないと埋もれてしまうのでしょう(しらんけど)

私の事務所ではそんなことはないです(というか、やらないでくれと言われそう・・・)

じゃあどうやってアピールするのか・・・?

それは、ボイスサンプルを提出すること!それだけです!

だからこそ早く引っ越したい!!

録音機材はスマホでもいいと言われていますが、なるべくいいマイクの方がいいと思い、割と値の張るマイクとオーディオインターフェイスを購入しました(分割で)

ま、経費にできると思うので気にはしてないけど!!!

ですが、反応がない!!

本当に聞いてるのかわからない!!

事務所の新人はおそらくみんな送っていると思います

そのため、いちいち聞いていられないと思われてるかも・・・

今度直接聞いてみようかな・・・

マネージャー!!この前送ったボイスサンプルどうでした??

あーあれね・・・うんよかったよ

なんてされたら私はどうすりゃいいんですか!?!?!?!?

だから聞けない私は(倒置法)

まあそんなことないと信じていますが!!

まあたまには聞いてやるか で聞いてくれればいいかなくらいの気持ちで送っている所存です

どうやってボイスサンプルを作ってるかも今度記事にしようと思います

でも、最近悩みがあります

それは

このキャラ、前に送ったボイサンにる!!

です

レパートリーが少ない!

でも仕方なくない!?

七色の声を持っていたとしても所詮七色だぜ?

ダブるのは仕方ない

セリフを変えてるだけだけどいいのかな・・・?

ま、全部聞いてるわけじゃないと思うし、他の人のも聞いてるから気づかれないかも

しつこいって思われるまで送ろうと思います

引っ越したら、テープODがない日に毎日送ります(それは迷惑)

私の講師が言ってました

嫌な方でもいいから印象に残れと(ある音響監督は除く)

一部、新人でも駄目だと思ったら二度と呼ばなくなる音響監督がいるらしい

これぞ矛盾

少ないチャンスで結果を残す

それが新人声優が成りあがるための必須事項だということを実感しています

3.意識を保つために

新人声優になるとどんな感じなんだろうとふと考えたら、我ながら良い例えが見つかったので共有します

それは

宝くじを購入して結果を永遠に先延ばしされてる感覚

いやぁ辛い

声優になるというのはいわば、宝くじを購入する権利を得るということ

その宝くじも好き勝手買えるわけではなく、偉い人が恵んでくれないと買うことすらできません

皆さんは想像できますか?

この変なふわふわとした感覚

毎日メールを確認しては気を落とし、夜も眠れない毎日(夜勤だから)

みんなこんなもんなのかなー?

さて話は本題に戻って、どうやって意識を保ってるかというと

アニメを見るです!

やはり他人の演技を見ると感化されて演技がしたくなります

推しの子 あれはやばかったです

ちなみに有馬推しです

いつかあんな作品で誰かに活力を与えたい!

それが目標です

マネージャーもおっしゃっていたんですが

アニメやボイスサンプルをたくさん聞いて真似をしろと言っていました

数少ない声優の先輩もそうしろとアドバイスをくれていました

そのおかげで事務所に入れたんだと思います

声優は声がよかったらなれる?

いやいや、声よりも大事な器官があります

それはです

耳がよくなかったら声優には100%なれないと断言できます

演技はアウトプット(口)よりもインプット(耳)が大事といえばわかりやすいでしょうか?

声優は自分のやりたい演技をすればいいわけでは決してありません

ディレクションに答えて変化できる力が求められるのです

そのために耳が重要になってくるのです

さっきの自分の演技を自分の耳で聞いて

求められてる演技と比較できなければならないのです

講師の方は音響監督からは

それができないならもう呼ばない

と言われました

声優は代わりがいる世界です

どんな大御所でさえそれは変わりません

耳を鍛えるにはやはりアニメを見なくてはならないのです

大人になるとアニメを見るのが疲れるというのはめちゃくちゃわかります

だからこそアニメを見なくてはならないのです

キャストを確認し、聞いたことのない声優は必ず調べるようにする

そしてその人のボイスサンプルを聞く

私はそれをひたすらにしています

養成所で学んでいた時より勉強している気がしますね

やはり最近は知った名前が多い・・・

新人があまり出てないと思うのですが、それは今だから?それとも昔からそうだったんでしょうか

最近の黄金ルートはアイドル系、ゲームで話題になる→それから様々なアニメのモブ、レギュラーに出るってのがいいんですかね?

兎にも角にもオーディションで勝ち取らなきゃですね

この意識が途切れる前に・・・

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